günlük Olağan

以前ブログにも書きましたが（詳しくはこちら）



9/30のお月見の会のイベントで



お能の方々とコラボレーションをすることになった我々、絡繰機械’s。



お能を全く知らない私は



具体的な企画内容が決まったときから



お能の舞台映像を毎日見て勉強してきました






最初の企画では私の演じる役は



演劇として役を演じる役者の私と



お能の舞いの部分だけを演じる舞い手さんと



2人で1役を演じる予定でした。



ま、私自身がお能のノウハウを全く知らない訳ですから



当然の割り振りだったわけなんですが



ここで私の悪い癖



“おいしい出番は全部私のもの”



というジャイアン精神が



お能の映像を見ているうちにむくむくと沸き上がってしまい



何を血迷ったのか



「可能なら私に舞いの部分もやらせて下さい！！」



と演出に直談判しておりました（笑）



さて、ここからが大変。



この段階で演出の唐津さんが



「いや、いくらなんでも無理でしょ。失敗したくないから嫌だ。」



と安全パイを選ぶ演出家ならよかったんですが



「コラボレーションぽくていいね〜。了解！」



と面白い企画はなんでも受け入れちゃうタイプの演出家だったため



お能素人の私が舞いを踊ることがあっさり決定



とはいえ映像で勉強しただけでは



とても舞台に上がる芸にはならないため



一緒にお月見イベントに参加して下さる「やをのま会」の有志の皆さんに



舞いの稽古をつけてもらうことになりました！






万年橋パークビル4階にある“ゆりの木舞台”。



初めて中に入らせていただきました。






足袋を履いて舞台に立つと



自然にきりっとした心持ちになります



お二人の先生に習いながら



この日は基本的な所作



立ったまま腰に力を入れあごを引く姿勢「カマエ」と



足の裏を床に付けてかかとをあげない歩き方「ハコビ」を



徹底的に教わりました！









立ち姿と歩くだけの稽古なのに



これが全然出来ないっ！！



ゆっくりの歩行のときはまだいいんですが



歩きのスピードが速くなると



足の運びが滑らかじゃないし上半身が反ってきちゃうんです。



そもそも「カマエ」自体もなんか変なとこに力が入ってて



なかなか思うようにいかないのが悔しい






舞いをやりたいといったあの瞬間を早くも悔やみながらも



でもちゃっかり楽しんじゃってる自分もいたりして（笑）



どこまで出来るようになるかは分からないけど



残り2週間、精一杯お能の稽古に励みたいと思います！！



そしてこんな無謀なチャレンジを受け入れてくれた



「やをのま会」の有志の皆さん、本当にありがとうございます！！



よし！今日もお稽古頑張るぞ！